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【イベント編/大連】瀋陽ジャパンフェスティバルに出展しました

 2024年6月15日、16日に、遼寧省・瀋陽市・和平区太原街で開催された「瀋陽ジャパンフェスティバル」に出展しました。

  

 本イベントは、もともと太原街で行われてきた日本食の提供を中心としたイベント「太原街夏祭り」がルーツで、日中国交正常化50周年の2022年から、文化交流行事や日系企業、日本の地方自治体による展示を加え、日本の財団法人「日本アジア共同体文化協力機構」の支援から、「瀋陽ジャパンフェスティバル」と名称を変え、今年で3回目の開催となりました。会場では、出展企業による食品、衣類、伝統工芸品などが販売されたほか、マグロ解体ショーやコスプレイベント、抽選会等が行われ、多くの来場者で賑わいました。

  

 宮城県ブースにおいては、宮城県微博アカウントをフォローした方への抽選キャンペーン等を通じた観光PRを実施したほか、現地商社の協力のもと、伝統工芸品の販売を実施し、多くの方に宮城県を知っていただく機会となりました。また、来場者の中には、アニメ「ハイキュー‼」のファンで宮城県へ聖地巡礼に行ったことがある方がおり、中国での日本アニメの人気ぶりを肌で感じることができました。

  

 今後も中国の様々な情報を発信していきます。中国関連でお困りのことがあれば、是非お気軽にお問い合わせ下さい。




【ビジネス・観光編/中国】中国のビザ関連情報について(2024年5月現在)

 気温が暖かくなり、これから大連は、観光のホットシーズンがやってきます。中国では、日本国籍者に対して「15日以内のビザ免除※」が未だ再開していないため、目的や滞在期間等に合わせて適切なビザ取得が必要となります。そこで、今回は、中国へ入国する際に、必要となるビザ(査証)情報をお届けします。詳細はファイルをご覧ください。

   




【ビジネス編/大連】2024年5月1日より最低賃金が調整されました。

 2024年5月1日から、大連市(遼寧省)の月額最低賃金は1,910元から2,100元へ、時給最低賃金は19.2元から21元にそれぞれ調整され、前回の最低賃金と比較すると月額は9.9%、時給は9.4%それぞれ増加しました。前回の調整は2021年10月でしたので2年7ヶ月ぶりの変更となりました。

 中国全土では、上海の2,690元を筆頭に、江蘇省、浙江省、北京、深センが上位を占めていますが、月額最低賃金が2,000元を超える地域数がここ数年で増加しており、2021年(9/32地域)から2024年(18/32地域)で9地域増加しました。

 中国国内の日系企業にヒアリングしたところ、足元で最低賃金調整による直接的な影響はないとのことですが、一昔前と比較すると人件費が大幅に増加しており、人材確保に苦労するとの話がありました。各種コストが増加する悩みは、これからも日中ともに増えていきそうです。

 今後も中国の様々な情報を発信していきます。中国関連でお困りのことがあれば、是非お気軽にお問い合わせ下さい。

   

   

(出典:中華人民共和国人力資源和社会保障部HP

http://www.mohrss.gov.cn/SYrlzyhshbzb/laodongguanxi_/fwyd/202404/t20240403_516177.html 等を基に宮城県大連事務所作成)




【観光編/中国】中国国際アニメフェスティバル(5月、6月開催)

 アニメと言ったら、みなさまどこの国をイメージしますか?多くの方が、日本のアニメをイメージされるのではないでしょうか。現在、アニメ市場は、日本でも世界でも右肩上がりに拡大を続けており、注目される産業の1つとなっています。中国でも同様に拡大を続けており、毎年多くのアニメイベントが開催され、賑わいをみせています。

 今回は、5月末から開催される中国国内最大規模の人気が高いアニメ専門のフェスティバル「中国国際アニメフェスティバル(China InternationaI Cartoon&Animation Festival)」についてご案内します。

   

 本フェスティバルは、国家放送テレビ総局と浙江省人民政府が主催し、毎年杭州市で開催され、日本をはじめ、アメリカ、フランス、ロシア、ウクライナ、クロアチア、カナダ、韓国など10カ国以上の有名なアニメ会社や、中国国内外企業・大学など、多くの団体が参加しています。内容としては、アニメ産業博覧会、サミットやフォーラム、コスプレ大会、吹替大会、サイン会など、多岐に渡り、昨年は、67の国と地域から、567社の国内外企業と機構、2,305人の出展者・専門家が参加し、とても盛り上がりました。オンラインとオフライン合計の観客数は1,081万人を突破し、現場での成約額は14億8,500万元に達したそうです。

(出典:極目ニュース https://baijiahao.baidu.com/s?id=1769579132764347681&wfr=spider&for=pc

   

 今年は、2024年5月29日~6月2日に杭州濱江白馬湖の中国アニメミュージアムで開催予定です。アニメに興味がある方は、足を運んでみてはいかがでしょうか。

   

昨年(2023年6月20日‐24日)の写真

(出典:中国国際アニメフェスティバルのオフィシャルサイト https://www.cicaf.com/ )




【観光編/大連】大連アカシア祭り及び北東アジア国際観光文化ウィーク(5月開催)

 5月の大連は、青い海に雲が流れ、山々は青々とし、アカシアの花が咲き、とても美しく過ごしやすい季節の1つとなります。毎年この季節には、大連市文化・旅游局が大連アカシア祭り及び北東アジア国際観光文化ウィークを開催します。この期間中には、各種パフォーマンスやスポーツ試合鑑賞、北東アジアの各都市の文化や観光資源の紹介、各地の特色ある商品を販売するマーケット遊覧、無形遺産の展示を見学等、多岐に渡るイベントが行われます。

 この大連アカシア祭りは、「アカシアを通じて友情を結び、文化観光を通じて発展促進」をテーマに、1989年からスタートした大型国際文化観光祭です。当初の文化イベントから徐々にグレードアップを続け、2012年には、「大連アカシア祭り及び北東アジア国際旅游文化ウィーク」へと改称され、国際的な交流ムードが高まり、2016年には、「中日文化旅游(大連)交流大会」が追加され、大連と日本の経済・貿易協力、文化・観光の架け橋となるイベントへとなりました。

 第33回は、2024年5月19日~25日に大連市内にある労働公園内で開催する予定です。今年も、世界中から多くの参加者が大連を訪れ、一緒に大連を盛り上げてくれることを楽しみにしています。

 ※なお、正式な開催日は未発表のため、日付が前後する可能性がありますので、ご注意ください。

     

昨年(2023年5月21日~27日)の会場写真

(出典:大連市文化と旅游局https://wlj.dl.gov.cn/art/2023/5/22/art_2066_2247330.html




令和4年度事業報告、決算が承認されました